ガリレイドンナ

あらすじ

◆概要
ガリレオ・ガリレイの血を受け継ぐ三姉妹がガリレオの謎を解明すべく旅立つ、三つの月の物語。

◆おすすめする人
・梅津泰臣作品が好きな人
・足立慎吾によるキャラデザが好きな人

◆あらすじ
地球温暖化の現代から遡り、今ではすっかり氷河期の時代となったイタリア、ある場所でメタンハイドレート集積所が襲われる事件が起こる。
その一方で、ガリレオ・ガリレイの子孫である星月フェラーリは、上空から何者かに追われ、星月の姉妹にあたる神月、葉月も、何者かの暴挙に遭うが、それぞれどうにか回避する。後に警察署にて保護され、母と父にあたるシルヴィアと夏至生に会う。そのまま夏至生宅にやって来た一行だが、星月を除く4人が空賊ブラック・ガニメデ団の人質に遭ってしまう。一方で、星月は自身が造り上げた金魚型の飛行艇（後のガリレオ号）を起動させたことによって、窮地から救われる。そしてこの時三姉妹は、国際指名手配犯となり、「ガリレオテゾロ」を巡って旅立つことをまだ知らなかった。

◆おすすめポイント
『MEZZO -メゾ-』や、実写化もされた『A KITE』を手掛けた梅津泰臣の渾身の一作で、キャラデザとして加わるのは「ソードアートオンライン」で一躍有名な足立慎吾という組み合わせとしては異色な形になる。梅津泰臣作品は、ハードな内容の作品が多いのに対し、こちらはハードではないもののソフトというわけでもなく、過激さで言うと「ソードアートオンライン」よりはノイタミナ作品らしく若干上回ったといったところに、「ソードアートオンライン」のような作画が加わった形の作品なので。比較的見やすいと思われるであろう。