機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

あらすじ

◆概要
少年兵として生き抜いてきたオルガと三日月は、火星の独立を目指すクーデリアと出会い、止まることのない戦いの旅に身を投じる。

◆おすすめする人
・武骨で泥臭いロボットバトルが好きな人
・不器用な子供たちが未来に向かって突き進む姿に感動できる人
・男同士の友情や絆が好きな人

◆あらすじ
人類が宇宙に進出し、火星に人間が住めるようになった未来。火星は地球圏の経済圏によって富を吸い上げられ、虐げられていた。少年兵お三日月・オーガスと三日月の兄貴分であるオルガは、そんな火星の民間警備会社・CGSに所属し、モビルワーカーに乗って戦うことで給料を得ていた。
ある日、CGSに火星の独立運動を指揮する象徴として名を馳せる少女・クーデリアがやってくる。そんな彼女の存在を疎ましく思う地球圏を支配する組織・ギャラルホルンはどさくさに紛れてモビルスーツを派遣し、彼女を暗殺しようとする。
ギャラルホルンとの襲撃に巻き込まれた三日月は、稼いで長らく眠り続けていた悪魔の名を冠するモビルスーツ「ガンダムバルバトス」に乗り込み、クーデリアや仲間たちを守るため、止まることのない戦いの日々へ身を投じるのであった。

◆おすすめポイント
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないで一躍有名になった長井龍雪監督との岡田麿里脚本家によガンダムシリーズの新作。誰かに利用される人生を歩んできた少年たちの儚くも美しい友情とビーム兵器が出てこない泥臭い戦闘描写がコアなガンダムファンに受け入れられた。
戦うことしか出来ない子供たちが、戦うことによって自分の価値を確立させ、それまでの泥沼に使っていた状態から下剋上を果たそうと懸命に生き足掻く人生を描いた名作。