アニメガタリズ

あらすじ

◆概要
私立咲鐘湖（さかねこ）学園高校を舞台に、阿佐ヶ谷未乃愛と、上井草有栖、そしてアニメ研究会の個性的な部員たちが、タイトル通り、アニメについて語る物語。

◆おすすめする人
・森井ケンシロウの作品、世界観が好きな人
・「さかな＆ねこ」を見たことがある人

◆あらすじ
阿佐ヶ谷未乃愛（みのあ）は、幼少期にあるアニメに見ハマっていたが、一部のシーンしか覚えておらず、そのアニメの名前すら覚えていなかった。そして高校である時、同じクラスの上井草有栖に「放課後、美術室の小ホールへ」と呼び出され、言われるがままにやって来た未乃愛。そして有栖も到着し突如として「アニメお好きですの」と聞かれる。そして表情が一変した有栖は、未乃愛に様々なアニメに関する質問を投げつけるが、当の未乃愛は話がついていけなかったが、幼少期にハマったアニメがあることは本当だと伝える。そして未乃愛は、その話を境にアニメ研究部の場所を探し、見つけ出し中へ入るも、そこは既にもぬけの殻だった。有栖の話によると、長らく活動してないとのことだった。これを機に、未乃愛と有栖はアニメ研究部を再び立ち上げるところから物語が始まる。

◆おすすめポイント
劇場アニメ「アニメガタリ」の1年前の物語で、森井ケンシロウによる監督作品（30分枠は初）。一見すると、アニメを語る日常系アニメだと思われがちだが、実は話が進むと、現実世界がアニメ世界に飲まれるというファンタスティックな要素も垣間見える作品となっている。森井ケンシロウ原作の「さかな＆ねこ」の要素も、わずかながらある。