ボールルームへようこそ

あらすじ

自分に自信が無く、取り柄が何も無い、中学3年の藤田多々良。本作の主人公である。多々良は進路に悩んでおり、このままでいいのだろうかと考えていた。変わりたいと願う多々良だが、やりたい事があるわけでは無い。そんな時に見かけたポスターが社交ダンスの勧誘ポスターだった。ポスターを見ていた多々良の後ろに1人の男が現れる。男の名前は仙谷要、社交ダンス界では世界的有名なダンサーである。ポスターを見ていた多々良をダンススタジオの入会希望者だと思った仙谷は多々良をダンススタジオに招き入れる。スタジオには同い年の花岡雫という女の子、雫とパートナーを組んでいる天才、兵藤清春。多々良はスタジオで仙谷と共にダンスの基礎を教えてもらい、競技ダンスの映像も見せてもらった。映像の先では華麗に舞っている仙谷や競技者が熱く踊っている姿を見て、社交ダンスの奥深さに多々良は心を打たれた。自分もこんな風に踊りたいと強く思った多々良は社交ダンスの世界に足を踏み入れたのだ。個性豊かな人達が踊る様は目が離せない。さぁ、青春を熱く踊れ！