キューティクル探偵因幡

あらすじ

◆概要
警察犬の遺伝子を受け継ぐ狼男・因幡洋がイタリアから流れてきたマフィアの頭領・ヴァレンティーノを逮捕するまでのギャグアニメ。

◆おすすめする人
・もち先生の作品が好きな人
・ギャグアニメが好きな人
・個性あふれる人外キャラが好きな人

◆あらすじ
日本で銀行が襲われる事件が多発していた。警察だけでは犯人を捕まえることが難しいと悟った頸部・荻野国治は１人の探偵の元を訪れた。
その探偵こそ、元警視庁の警察犬と言われて検挙率１００％と謳われた秘密警察犬(シークレットドーベルマン)の因幡洋であった。犯人の髪に触れるだけで個人を識別し、口に含めば記憶すらも読み取ることができる能力を持ちながら、探偵として活動する洋の元に訪れた元相棒の荻野警部。
犯人の目星までついているにも関わらず、検挙することができない事から依頼という形で犯人逮捕に協力することになった因幡とその助手達だが、相手はなんとイタリアマフィアの頭領・ヴァレンティーノであった。
なぜヴァレンティーノが拠点であるイタリアを捨て日本に来たのかその謎を知り、因幡はその秘められた狼男の力を開放して、ヴァレンティーノ逮捕を試みるのであった。


◆おすすめポイント
探偵ものでありながら、推理せずにギャグに走るストーリーは観る者を虜にしてしまう高い中毒性がある作品。
また、登場人物の半分が人間ではなく「動物」として描かれている事から異色とも言われているにも関わらず、「愛らしい」「笑える」「共感できる」という三重奏を奏でる事で作品に引き込まれてしまう。
しかもギャグの中にも隠されているシリアスがより観る者の心を惹き付けてやまないため、感動を覚えるのは必須とも言える傑作。