くまみこ

あらすじ

◆概要
東北地方の山奥の村で巫女として仕える中学生まちと喋る熊ナツとのまったり田舎暮らしを描く。

◆おすすめする人
・田舎が舞台のアニメが好きな人
・かわいい熊と女の子が好きな人
・日常系アニメが好きな人

◆あらすじ
東北地方の山奥にある熊出村で巫女をしている雨宿 まちは都会にあこがれる中学生。高校は都会へ進学しようと決意していた。そのことを熊のナツに話すとナツは「ダメ」と猛反対する。そう、この熊の名はクマ井 ナツ、人語を理解し話すことができる熊だったのだ。クマ井の熊は熊出村の人間と契約を結んでおり、村の人間を襲うことは無い。小さい頃からずっと一緒に過ごしたまちのことを良く知っているナツは人見知りで機械オンチで常識知らずの田舎娘は都会で生きていくのは無理だと言う。しかしそれでも引き下がらないまちにナツは都会っこクイズを始め様々な試練を与えることにする。間違えながらも真剣に課題に取り組むまちと寂しいから本当は村を離れて欲しくないけれど協力するナツ。一人と一匹は今日もワイワイ、イチャイチャしながら日常を過ごす。

◆おすすめポイント
特筆すべきはナツの存在だ。もうあれは熊の姿をした人間である。人間と話せる、文字も理解している、タブレットPCを使いこなしインターネットショッピングでスイーツをお取り寄せするなど、まちよりも現代人だ。まちの友達兼保護者としてもこの作品にいなくてはならない存在である。結構淡白な性格なのも声優の声とマッチしていてとてもシュールに感じられる。声優といえば、まちを演じた役者さんはベストマッチだったと思う。戸惑った時の息遣いや、怒った時の声等からは中学生らしさが存分に伝わってくる。全体を通して可愛い一人と一匹に癒されるだろう。