GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり（第2クール）

あらすじ

◆概要
帝国と日本との講和条約締結へ向け奔走するピニャ、しかし第一皇子ゾルザルがクーデターを起こすのだった。

◆おすすめする人
・ファンタジー作品が好きな人
・ミリタリー作品が好きな人

◆あらすじ
特地の覇権国家である帝国の第三皇女ピニャは日本との講和を結ぶ第一歩として、帝国の郊外にある皇室庭園で園遊会を開催させていた。帝国内で力のある議員を招待し、自衛隊の武力を紹介することで講和派を作ることに成功する。
講和に向けて少しずつ事が進む中、テュカの精神に異常が生じる。炎龍に村を襲われたダークエルフのヤオ・ハー・デュッシが伊丹を炎龍討伐に向かわせるため、テュカに父親の死の真相を話してしまうのだった。以前からパーソナリティ障害の傾向がみられていたテュカだったが、さらに症状が悪化し伊丹を父と呼ぶようになってしまう。テュカのトラウマを取り除き救うため伊丹は炎龍討伐に向かうことを決意する。レレイやロゥリィの手助けを借り見事にテュカがC4を爆発させ父の仇を討ち、自身のトラウマを克服するのだった。
その喜びも束の間、帝国では第一皇子ゾルザルがクーデターを起こし皇帝に代わり実権を握る。講和派の議員たちを次々に逮捕し、ついにはピニャまでも捕らえられてしまう。これに対し自衛隊は講和の芽を守るべく、講和派貴族を救出する空挺降下作戦を決行する。伊丹もまたピニャを救出するため厳戒態勢を敷く帝国へと潜入を開始するのだった。

◆おすすめポイント
GATEの二期は前半が炎龍討伐編、後半が帝国内紛戦という展開になっている。一期に比べて政治の面が濃く、日本側と帝国側そして諸外国のそれぞれの裏側での動きや思惑、法・政治的絡み、それに縛られざるを得ない自衛隊や日本の閣僚、外交官の姿はファンタジー作品でありながらも、こういった部分は非常に現実的で面白い。