PSYCHO-PASS 新編集版

あらすじ

◆概要
犯罪係数を計測できるようなった街で起こる事件を公安局の常守朱、狡噛慎也たちが解決していく。

◆おすすめする人
・グロテスクなシーンが好きな人
・近未来アニメが好きな人
・科学アニメが好きな人


◆あらすじ
人間の心理状態などを計測し、数値化することのできるシビュラシステム。中でも犯罪係数と呼ばれる、犯罪に関するその数値に規定値を設け、たとえ犯罪を犯す前の人間でも規定値を超えると「潜在犯」として裁かれる世界となった西暦2112年の日本が舞台。厚生省公安局刑事課という部署で、潜在犯ではあるが高い犯罪係数を持ち合わせているために犯罪予測が可能であるために評価された「執行官」と呼ばれる者たちを監視、指揮する役目を担う監視官に新任で配属された常守朱は、自分が指揮する執行官である狡噛慎也を配属初日の事件からドミネーターと呼ばれる特殊拳銃で撃つという異例の対処をしてしまう。しかし、その事件をきっかけに同じ監視官であり上司でもある宜野座伸元や、執行官である征陸智己、縢秀星、六合塚弥生らとともに、狡噛の過去にまつわる「マキシマ」なる人物に関わる猟奇事件を追うことになる。

◆おすすめポイント
近未来SFではあまり見ない犯罪に関するものであり、シビュラシステムやドミネーターなどは現在の科学技術をもってすれば可能ではないか、と思わせる舞台設定が見どころ。本来であれば潜在犯として拘留されているはずの人間が執行官として捜査に関わっていることへのリスクに、相反する意見を持ち合わせる常守朱と宜野座とのぶつかりがあったり、心理状態を表すサイコパスが普通の状態から危険なものへと移り変わっていく様子などは近未来SFといわず常に持ち合わせている人間の心理であり、共感する部分も多いだろう。新編集版では過去に放送されたシーズンに新たなシーンや回想シーンが追加されており、過去のシーズンを見たファンも一見の価値ありだ。