ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

あらすじ

◆概要
冒険者ベルが女神の恩恵を受けながらダンジョンを探索し、成長していく物語。

◆おすすめする人
・RPGが好きな人
・弱者だった主人公が成長していく作品が好きな人
・神話を扱った作品が好きな人

◆あらすじ
遠い昔神々は子供たちが暮らす下界に刺激を求め下りてきた。神々は不自由さと不便さに囲まれても子供たちと共に暮らすことを決めたのだった。下界の住人は神の恩恵を受けることでその神の眷属（ファミリア）になる。冒険者ベル・クラネルは女神ヘスティアの唯一のファミリアだった。
ある日、新米冒険者ベルはダンジョンで出会うはずのないミノタウロスに襲われてしまうが、間一髪のところで金髪金眼の美少女に救われる。その瞬間ベルは命の恩人ロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインに一目惚れする。その夜のステイタス更新で女神ヘスティアはベルに新たなスキル《憧憬一途（リアリス・フレーゼ）》が発現していることに気付いた。このスキルは早熟、想いが続く限り効果は持続し、想いの丈で効果は向上する。所謂経験値ブースターだった。その想いの相手が自分ではないことに少し嫉妬したヘスティアはスキルの欄を消して、ベルには内緒にするのだが・・・。これ以後ベルはアイズへの想いを力に急成長を遂げていき、ベルの急成長にアイズも興味を持ち出す。

◆おすすめポイント
世界観やダンジョンに潜ってレベル上げや資金稼ぎをする所がMMORPGの雰囲気に似ているので、ゲームが好きな人はハマりやすい作品だろう。主人公のベルも非常に純粋で素直ないい子なので好感が持てるのもポイントが高い。ダンジョンに出会いを求めており、女性関係でモチベーションをあげているので、人によっては不純では？と思うかもしれないが、彼の育ての祖父があの主神ゼウスなので納得してもらえるはずだ。彼の成長の軌跡とヘスティアの秘めたる恋の行方をぜひ見て欲しい。