東京レイヴンズ

あらすじ

富士見ファンタジア文庫から刊行されている、あざの耕平によるライトノベル原作のアニメとなっている。原作巻数は、既刊19巻(長編:15巻、短編:4巻)となっており、現在も刊行されている。
この話の舞台は現代の東京、そこで発生でする霊的災害、通称「霊災」に立ち向かう陰陽師を目指す少年たちの「学園陰×陽ファンタジー」を掲げている。物語の始まりは、戦場下に活躍した稀代の天才陰陽師・土御門夜光(つちみかどやこう)。彼が太平洋戦争末期に行った儀式【泰山府君祭】(たいざんふくんさい)を発端に、東京を中心に霊的災害〈霊災〉が続発し始める。これに対処するための組織が結成され、呪術を用いる者が活躍するようになる。それが現代における陰陽師である。　物語の主人公は土御門春虎(つちみかどはるとら)。彼は陰陽師の名門、土御門家の分家の人間で少しばかり運が悪いというところ以外はいたって平凡な高校生、だが土御門家の血筋にもかかわらず、霊気を感じ取る｟見鬼｠の才を持っていなかったのだった……。ある日、春虎は土御門家次期当主であり幼馴染の土御門夏目(つちみかどなつめ)と再会し、その直後、国家一級陰陽師である大連寺鈴鹿(だいれんじすずか)の起こした事件に巻き込まれ、友人である北斗を亡くしてしまう。だが北斗は人間ではなく式神であったことを知った春虎は北斗を操っていた術者に会うことを望み、夏目の式神として(見鬼)の才を手に入れ、陰陽師の道へ進むことを決意した春虎は国内最大の陰陽師育成機関・陰陽塾に編入するため上京したのだった……。この作品は、バトルシーンも多く主人公がどんどん強くなっていくところや、主人公の周りの登場人物たちもカッコ良かったり、可愛かったりで、見どころ満載な作品となっていた。