のだめカンタービレ

あらすじ

◆概要
桃ヶ丘音楽学園の生徒である千秋 真一と野田 恵の音楽人生における成長と恋の物語。

◆おすすめする人
・クラシック音楽が好きな人
・音大やオーケストラに興味がある人
・ちょっと変わった女の子が好きな人

◆あらすじ
桃ヶ丘音楽学園ピアノ科3年千秋 真一は苛立っていた。ヨーロッパに留学し、幼い頃に出会った世界的指揮者セバスチャーノ・ヴィエラの弟子として指揮を学びたいのに過去のトラウマから飛行機にも船にも乗れずにいる自分、一方で指揮科の顔も知らないような奴がドイツへの留学を決めた現実に。さらにピアノの担当講師とも喧嘩別れし、別れた元カノにも呆れられる始末・・・。千秋は自棄を起こして飲みすぎ自宅マンション前で眠ってしまう。
ふと美しいピアノソナタで目を覚ます千秋。カプリチオーソ・カンタービレ、気ままに、歌うようにゴミに囲まれピアノを奏でていたのは野田 恵（通称のだめ）だった。手を動かした拍子に倒した空き缶から無数の蟲が出てきて一目散に逃げ出す千秋だったが、なんとそこは自分の隣の部屋だった。
以降、のだめは千秋の外見と音楽に惹かれ、まとわり付いてくるようになり、のだめのピアノの才能に気付いた千秋はなんだかんだで面倒を見ていくことになる。しかしこの出会いが千秋とのだめに新しい音楽への道を切り拓かせるのだった。

◆おすすめポイント
玉木 宏主演のドラマ版が有名かと思われる本作品だが、アニメ版も負けていない。まず声優がキャラにベストマッチしていて、演技も自然に入ってくる。ともすれば敷居が高く、硬くなりがちなクラシックという題材を用いた音楽作品にアニメ特有のコミカルさをプラスして門戸を大きく開いているのもポイントだ。
千秋とのだめ、二人の恋と音楽の物語。その序章にあたるこの作品をぜひ見て欲しい。