ノラガミ ARAGOTO

あらすじ

◆概要
なんでも屋のような神、夜トと人間の女子高生ひより、神器の雪音のアヤカシバトルファンタジー。

◆おすすめする人
・日本神話が好きな人
・妖怪、怪異ストーリーが好きな人

◆あらすじ
今まで社を持たない無名の神で、5円という格安の依頼料でなんでも屋のような願いを叶える神だった夜ト。自分の不注意で幽体離脱しやすい体質になってしまった女子高生の壱岐ひよりから、小さな社を贈られたことで正式に神となって喜んでいた矢先、術師である夜トの父に恵比寿が捕らえられたことを知り、恵比寿を救うために黄泉の世界までいくこととなる。ひよりや雪音の力を借りて無事黄泉から帰還した夜トと恵比寿だったが、それもつかの間、天の軍勢によって術師と判断されてしまった恵比寿は討たれてしまった。代わりに夜トが福の神になることを決意するのだが、本来人間の間引きをするための神であった「夜卜（やぼく）」である夜トが福の神になることを良く思わない夜トの父と、かつての夜トの神器であった少女、野良。二人の策略によって、夜トの周囲の人間を巻き込んだ神々たちの戦いへと発展していく。毘沙門天たちも加わり、その戦いはさらに激しさを増し…

◆おすすめポイント
前作のベースはそのままに、夜トの過去が明らかになったり、新しい登場人物が現れたりとさらに見ごたえのあるものになっている。それまで夜トとぶつかってばかりいた雪音にも神器としての自覚が芽生え始めたり、ぶつかっていた毘沙門天とも進展があったりと、これまでの登場人物たちとの関係性の変化や心境の変化もみどころだ。
さらに今作では夜ト自身の心の揺らぎなども多く描写されている。