それでも世界は美しい

あらすじ

◆概要
少年王リヴィウスに嫁いだ公女ニケがリヴィウスと共に親交を深めるファンタジーラブストーリー

◆おすすめする人
・お姉さんとショタという組み合わせでも少年の方がしっかりしているという設定が好きな人
・内面サドの少年が徐々に心を開いて行く様子が好きな人


◆あらすじ
雨の国の第四公女ニケは太陽の国の王リヴィウスの元に嫁ぐ事になった。即位して３年で世界を征服した王はまだ１１才の少年だった。雨を見たいというそれだけで雨を降らせる能力を持つ公女を娶った少年王に、ニケも最初は反発心を覚えていたが、リビの過去、雨を見たいと何故思ったのかを知る内に、二人の中の心のわだかまりが溶けていく。リビの后としてふさわしくあるようにと努力するニケに対し、周囲も徐々に認めていくのだった。

◆おすすめポイント
表向きは冷酷な征服王の仮面をかぶっているリビがニケの前では年相応の態度を取るのがとてもかわいい。ニケも少女漫画にありがちな儚いヒロインではなく、背も高く、乱暴な言い回しをすることが多い。どのような、経験を経て二人の距離が近づいていくのか、ニヤニヤしながら見守りたいこと請け合いである。