頭文字D -Second Stage-

あらすじ

◆概要
無敗のダウンヒルスペシャリストとして群馬エリア全体にまで広がった拓海とハチロクの活躍は他県の走り屋たちをも惹きつけ始めていた。

◆おすすめする人
・とにかく車が好きな人
・敗北から立ち上がる王道作品が好きな人
・ライバルとの熱いバトル作品が好きな人

◆あらすじ
赤城の白い彗星高橋涼介とのバトルにも勝利し、群馬エリアで一躍有名になった拓海とハチロクの前に、須藤京一率いるランサーエボリューションのワンメイクチーム栃木のエンペラーが群馬エリア侵攻を企て乗り込んでくる。かつて自分を負かせたライバル高橋涼介からハチロクに負けたと告げられた須藤京一は秋名のハチロクに興味を持つ。次々と群馬エリアの走り屋チームを破っていくエンペラーはついに秋名山にも乗り込み拓海のハチロクとバトルすることになる。
対戦相手は京一ではなくエンペラーのNo.2岩城 清次。ハチロクなんざアウト・オブ・眼中と豪語する清次に拓海は、立ち上がり重視のミゾ走りで勝利し、エンペラーの目的である群馬エリア全勝を阻止した。そのことでアタマにきた京一は地元の秋名ではなく赤城で勝負してみろと拓海を挑発する。さらに仲良くしていたガールフレンド茂木なつきのとある事実を目撃し自暴自棄になった拓海は赤城へと乗り込む。これはバトルではなくセミナーだと言う京一に対し溜め込んだフラストレーションを吐き出すような走りをする拓海。京一のドラテクとマシンの性能差によって絶望感に支配されそうになった瞬間、ハチロクはエンジンブローを起こしてしまう。拓海は初めての敗北を味わったが、それ以上に大好きなハチロクを壊してしまったことに大きなショックを受ける。
涼介によって京一が敗れエンペラーの脅威が去ったそのころ、文太の計画していたニューハチロクが完成を向かえる。しかし拓海はこのハチロクに大きな違和感を覚える。なんとか前と同じように走らせようと試行錯誤を繰り返す拓海の前に同じハチロク乗りの秋山 渉が現れる。初めはハチロク仲間として友好的に接してくれていた渉だったが拓海の話を聞きハチロクのエンジンを見たとたん怒りを露にする。これはレース用の最高級のエンジンだと拓海に教え、同じハチロク乗りとしてお前には負けたくないと豪語する渉は拓海とのバトルを申し込む。サドンデス方式のバトルによって徐々に新しいハチロクとシンクロしていく拓海は見事渉に勝利する。この一連の出来事は拓海を走り屋として次のステージへ進めさせたのだった。

◆おすすめポイント
よそ者から攻められると今までライバルだったものたちが仲間意識を持つ。一度挫折や大きな後悔を経て成長する。王道だがこのSecond Stageでは主人公拓海が次のステージへと進むための作品になっている。