凪のあすから

あらすじ

◆概要
海の中で生きてきた先島光は、三人の友達と共に、陸の世界の鴛大師の学校へ通うことになる。

◆おすすめする人
・現代とファンタジーが混ざった社会が好きな人
・複雑な人間関係が好きな人
・きれいな海が好きな人

◆あらすじ
かつて人類が海の中で生活していた世界。人類の多くは陸に上がり、世界は海と陸の二つに別れた。海の世界に生まれた少年・先島光は、汐鹿生という小さな村落で、向井戸まなかや比良平ちさき、伊佐木要と共に海の中の世界で日々を過ごしていた。
しかし人工不足によって汐鹿生の学校が廃校になり、光たちはすぐ近くの陸の世界にある鴛大師の中学校へ通うことに。そこで少年・木原紡がまなかと運命的な出会い方をするのを目撃してしまう。やがて光たちは、海と陸、二つの世界の成り立ちや、二つの世界の対立関係に頭を悩ませ、二つの世界の共和のため、おふねひきと呼ばれる行事に取り組むことになるのであった。

◆おすすめポイント
あの日見た花の名前を僕達は知らない、で一躍脚光を浴びた岡田麿里氏が脚本を手がける現代×海×ファンタジーという作品。岡田麿里氏らしく、光とまなか、美海といった多くのキャラクターの複雑な心情と人間関係からは目が離せない。
海の中にある世界と、陸の上にある世界。二つの世界の共和を描いた、感動の名作。