夏目友人帳 陸

あらすじ

◆概要
妖怪が見える夏目と、妖怪で用心棒のニャンコ先生の夏目友人帳をめぐる不思議な日常の物語。

◆おすすめする人
・妖怪が好きな人
・ほんわかした雰囲気のアニメが好きな人


◆あらすじ
幼いころから妖怪を見る体質のために、友人ができず、両親と死別したために親戚たちの間でもたらいまわしにされてきた夏目貴志。そんな夏目にも、藤原夫妻という優しい夫婦に引き取られ、新しい地で妖怪をみえる体質を知っても親しくしてくれる友人ができ、亡き祖母でやはり妖怪が見える体質であった夏目レイコが残した友人帳をめぐって用心棒となった妖怪のニャンコ先生とともに穏やかな生活を過ごしていた。そんな夏目が友人の田沼と多軌を招くために菓子を買いに行く途中、壺を被った不審な妖怪を見かける。その妖怪は、自ら橋脚に壺をぶつけて割ろうとしていた。見過ごせない夏目は妖怪に近づきその壺を抜いてやるが、妖怪は壺を抜いてくれた礼にと夏目を子供の姿に戻してしまう。偶然通りかかった田沼と多軌に事情を説明したニャンコ先生は二人に夏目を預け、自分は夏目を元に戻すためにその妖怪つきひぐいを探しに出るが、田沼の家へとやってきた三人の元にも妖怪が現れ、夏目に近づこうとする。

◆おすすめポイント
人気シリーズのシーズン6。この回は第一話目から、夏目の友人や家族に対する気持ちの変化がわかる内容となっている。さらに、友人たちから夏目がどう思われているか、夏目目線だった関係性の視線が友人たちから夏目への視線へと変化している回があるのは見どころの一つ。夏目の妖怪を見ることのできる体質を知る田沼、多軌、名取との関係だけでなく、北本や西村とも実は妖怪の事件にかかわっていたこともわかる。そんな事件を一緒に乗り越えつつも、今まで夏目が出会ってきた人々とは違う優しい関係を結んでくれる者たちとのエピソードは今までのシリーズ以上に優しい気持ちにしてくれるだろう。