ハイキュー!!

あらすじ

◆概要
落ちた強豪、飛べない烏たちが再び春高出場を目指す青春スポーツアニメ。

◆おすすめする人
・バレーボール経験者の人
・バレーボールが好きな人
・青春スポーツ作品が好きな人

◆あらすじ
ある日、テレビで春高バレーの中継を見た日向 翔陽は170cmという高校バレーでは小柄な選手ながら「小さな巨人」と呼ばれる地元・宮城県立烏野高校のエースのプレーに心奪われ、バレーボールを始める。しかし日向が入学した雪ヶ丘中学校には男子バレー部は無く愛好会としてたった一人で活動をしてきた。中学三年になり新入部員が入ってきて初めて公式戦に出れるようになり、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山 飛雄擁する強豪・北川第一中と戦うことになった。新入生を含めての急造チームでは歯が立つはずもなく雪ヶ丘中は惨敗するが、そんな中でも日向は原石の片鱗を見せるプレーをしてみせる。高い運動能力・反射神経、自分の身体を操るセンス、そして勝利への執着を持ちながらバレーの基礎も疎かな日向に対し影山は口惜しそうに「お前は三年間何やってたんだ！？」と言うのだった。
この日の経験で自分に足りないものを知り、独りでは勝てないと悟った日向は影山へのリベンジを胸に秘め憧れの烏野高校排球部に入部する。しかし記念すべき部活動初日、体育館で日向が目にしたのはあの影山 飛雄の姿だった。

◆おすすめポイント
まず注目して欲しいのは作画の動き。超人的な日向の動きは言わずもがな、何気ないレシーブの動きやサーブの動き等がProduction I.Gの力で魅力的に描かれていて、バレー特有の躍動感を存分に味わえる。ストーリーも王道的な青春スポーツのツボをしっかりと抑えており、声優陣の好演も相まって思わず身震いしてしまうような場面も多い。
主人公の日向と影山の成長や活躍だけに力を入れるのではなく、二・三年の先輩方の成長も描き、過去を掘り下げたりして"チーム"としての成長もしっかり描いているので個性豊かで魅力的なキャラクターたちが際立つ。いつまでもこのメンバーでバレーをし続けて欲しいと感じさせる、そんな魅力的なチームだ。
バレー経験者はもちろん、未経験者でも燃える展開が多いのでスポーツアニメとして非常におすすめできる作品。