あらすじ

◆概要
世界的に大ヒットを記録し、ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンを世に知らしめたBBCドラマ「SHERLOCK」の特別版であり、今作は現代ではなくヴィクトリア時代のストーリーとなっている。

◆おすすめする人
･聖典(原作)のホームズシリーズが好きな人
･BBCドラマ「SHERLOCK」を観ている人
･ミステリーものが好きな人

◆あらすじ
BBCドラマ「SHERLOCK」シーズン3最終話「最後の誓い」のラストあたりからヴィクトリア朝のイギリスへとリンクする。
第二次アフガン戦争に軍医として従軍していたが肩を負傷し傷心のまま帰国したジョン・ワトソンはかつての同僚であるスタンフォードからベーカー街221Bに住んでいるという私立探偵シャーロック・ホームズを紹介され、共同生活を始めることとなった。時は1895年のクリスマスにと移り、ホームズを追い詰めた話として「忌まわしき花嫁」についてが語られる。
221Bに帰ってくると依頼人だと思われる喪服の女性がおり、ホームズは香水の匂いで女性がワトソンの妻・メアリーだと言い当て、留守にしがちな夫に文句を言って口論になっているところレストレード警部が現れ「エミリア・リコレッティ夫人」の不可解な事件について語る。遺体を調べるためホームズとワトソンはモルグへ、メアリーは「M」から受け取った電報で呼び出される。数日後、ディオゲネス・クラブへと向かったふたりは兄であるマイクロフトから依頼されたレディ・カーマイケル氏の件でカーマイケル邸を訪れる。彼女の夫であるサー・ユースタスに殺害予告をしてきた花嫁姿の女性を待ち構えるものの…。

◆おすすめポイント
ドラマ「SHERLOCK」でも聖典のオマージュがたくさん散りばめられているが、「SHERLOCK」シリーズはもちろん過去のホームズ作品(ジェレミー・ブレッド版、ビリー・ワイルダー版など)からの今回もまたパロディ・オマージュがふんだんに使われている。
もちろん詳しくなくても視聴可能だが、「SHERLOCK」シリーズを視聴してからの方がおもしろさが増すだろう。そしてホームズファンな方ならファンだからこそわかる小ネタにぜひニヤついてほしい1作。