あらすじ

◆概要
ジョニー・デップ主演、ロマン・ポランスキーが監督を務めるミステリー・ホラー映画で、悪魔に関する稀覯本を探す依頼を受けた主人公コルソが、その本についての謎を解き明かしていく内容となっている。

◆おすすめする人
・ミステリー映画が好きな人
・悪魔崇拝などオカルトに興味がある人
・謎解きで探偵気分を味わいたい人

◆あらすじ
ディーン・コルソは出回りの少ないレアな古書などを中心に収集・売買を行う仕事をしており、手段を選ばないやり口を好む彼は、時に人から「あくどい奴」と批判を受ける時もあった。
ある日、コルソは悪魔学の権威であるボリス・バルカンに呼び出され、彼の愛蔵書が置かれている部屋へと案内される。大富豪であるバルカンは、金に物を言わせて多数の稀少な古書を集めており、その中でも「影の王国への九つの扉」という本は、彼の愛蔵書の中でも一番価値がある一冊だった。「影の王国への九つの扉」は世界に三冊存在するが、本物は一冊のみだという。そこで、バルカンは自分が所持している一冊と、他の二冊に相違点がないか、またどれが本物の一冊なのかをコルソに調べてほしいと、彼に依頼する。
コルソは調査のためにアメリカ、ヨーロッパを巡ることとなるが、旅先で彼は不可解な事件に巻き込まれていく･･･。

◆おすすめポイント
悪魔学や悪魔主義など、悪魔に対する学問や信仰は日本人にとって馴染みが薄いが、作品内では、それが全て人間の狂気と結びついており、真に迫る恐怖を感じる。