あらすじ

◆概要
吸血鬼の始祖はどうしてその道を選ばなければならなかったのか、小説を基にしたダークファンタジー映画。

◆おすすめする人
・吸血鬼映画が好きな人
・ダークファンタジーが好きな人

◆あらすじ
15世紀、オスマントルコという帝国が力を見せつけていた時代。支配下にある各国から子供1000人を兵力として差し出す風習があった。ワラキア公国君主・ヴラド自身も幼少時、奴隷としてオスマンに仕えていたが戦場で素晴らしい戦果をあげ、「串刺し公」と呼ばれるようになっていた。戦士としての働きに恩赦をもらい、自国へと帰還して自らの罪を改めながら穏やかな日々を過ごしていた。
だがオスマンがあの忌まわしき風習を復活させ、ヴラドの息子を含む子供1000人を差し出すよう要求してきた。息子は後継ぎらしく、出向くことを望んだがそれを嘲笑うような態度を取った使者をヴラドは切りつけてしまう。
反逆と取られたワラキア公国、そして家族を守るためにヴラドは呪われた山に住む悪魔に助けを求めるべく、1人山へと向かったのだった。

◆おすすめポイント
新たな視点で、ドラキュラ誕生を描いた作品。ヴラド役のルーク・エヴァンスが逞しくて優しい父親役を好演している。最後のシーンには思わず笑みが溢れるはず。