あらすじ

◆概要
原作はスティーヴン・キングの同名小説で、1976年に制作された同名映画のリブート作品として扱われ、2013年に公開された。

◆おすすめする人
・ホラー映画が好きな人
・インパクトのある映画が見たい人
・人が抱える闇や狂気に興味がある人

◆あらすじ
キャリー・ホワイトは大人しく内気な性格で、学校ではサバサバした同級生達からいじめを受けていた。プールの授業の後、キャリーはシャワー室で初潮を迎えるが、流れ出す血に恐怖し、パニック状態に陥る。キャリーの母マーガレットはカトリックの狂信者であり、性への嫌悪が酷いため、キャリーに生理の存在を教えていなかった。
尋常ではない怯え方をするキャリーに対し、いじめっ子達は、嘲笑しながら彼女にタンポンを投げつける愚行に走る。いじめっ子のリーダー格であるクリスは、バスタオル姿で血にまみれて発狂しているキャリーの様子を携帯で撮影していた。
性嫌悪の強いマーガレットは、娘のキャリーがどんどん女性の体に成長していることが恐ろしくなり、祈る時に使用する部屋に彼女を閉じ込めてしまう。パニックに陥ったキャリーが室内から叫ぶと、不可思議な現象が発生し始めた。人智を超えた能力を手に入れたキャリーは、その後新たな悲劇へと見舞われていく…。

◆おすすめポイント
いじめの描写が現代特有のものへと置きかえられていたりと、1976年版からアレンジされた点もあり、リアリティが増している。視聴していると、キャリーの悲しみや怒りが苦しい程伝わり、ショッキングな映像の中にも切なさが潜んでいる。