プラスティック・メモリーズ

あらすじ

原作・脚本をMAGES.所属のシナリオライターである林直孝、監督を藤原佳幸の手がけるオリジナルアニメ作品。タイトルは「無機質、すなわちデジタルな思い出」をイメージしているそうだ。この物語の舞台はアンドロイド(ロボット)が実用化された近未来である。大学受験の日に虫垂炎にかかってしまい試験を受けられず進学に失敗してしまう。そして、親のコネでアンドロイド｟ギフティア｠の製造・管理をしている「SAI社」に就職し、「ターミナルサービス課」というところに配属され、ギフティアの寿命である、81,920時間(9年4か月)を過ぎる寸前のギフティアを回収する仕事をすることになる。そして、ツカサには［アイラ］というギフティアがパートナーとなり、初任務に向かう。数日後、耐用期限の迫るニーナを回収することになり、所有者である白花チズを説得しようとするが、応じてもらえず、門前払いされてしまう。だが、ある日、アイラが、一緒に紅茶を飲もうと、家の塀を乗り越えようとするが、バランスを崩してしまい花壇の上に落ちてしまう。そこで、ニーナがアイラにシャワーを勧める。脱衣所で話しているニーナとアイラの会話を聞いていたチズはニーナの回収に同意し、別れを惜しみながらも回収作業に立ち会う。最後に、アイラがニーナがの耳元で何か言うと、ニーナ、は笑みを浮かべ、回収される……。というように1話から感動するようなシーンが含まれており、最終話まで見ると、主人公のどうしようもない感情が伝わってくるような作品になっている。